ごあいさつ

アクセスありがとうございます。
千葉じゅんこです。
このたび、14年勤務いたしました報道機関を退職し、一人の母親として大きな決断をいたしました。それは、子供たちの未来に大きな不安を感じたことが一番の理由でした。
いま岩手は少子高齢化に加え震災による大きな打撃で、子供の数が減っています。現在の岩手の経済や教育をみると、子供たちにとってかけがえのないこの愛する故郷を守れるのかとても不安になりました。
私が小さいころから故郷を愛して育ったように、自分の子供たちにも故郷を愛し、帰ってきたい、ここで仕事をし、家族を持ちたいと思えるように育てたいと願っています。
ただ、現状では子供たちは大きくなるとやがて進学や働き口を求めて大都市へ出て行ってしまいます。岩手には安心して年を取っていけるだけの受け皿がないからです。
また、故郷に残ったり、私のように帰ってきたりすることができても、女性を取り巻く環境は非常に厳しいのが現実です。
私は幸いこれまでの会社員時代、結婚しても働きながら妊娠、出産、復帰をすることができたが、その一方で、結婚や出産をきっかけに働き方を変えたり、退職せざるをえなかったりして社会人として最後まで自分の挑戦を続けられなかった女性も数多くいます。
男性も女性も、安心して仕事や子育てができるような、もっと魅力のある県にできるのではないでしょうか。
子育て中の私たちの世代は特に、この20年の間の経済低迷期に就職したため、非正規雇用の増加など経済面が安定せず、家庭がもてなかったり、仕事との両立に悩む人も多いのが事実です。
けれども私たちの世代は政治にあまり関心がなく、自分たちの意思表示をしてこなかった反省もあります。
これから10年、20年先にこの岩手のかじ取り役を担っていく私たちの世代は何を考え、どうしたいと思っているのか、そろそろ意思表示をするべき時期に来ていること、その責任があることに気付かなければなりません。もっと声をあげていきましょう。一緒に未来を考えましょう。
私がこの世代を代表して県政に意見を提言し、政策として反映していくことは、子供たちの未来を切り拓くためにもいまやらなければならないと考えています。
私は30代、1男2女の母として皆さんと同じように子育てに悩み、嫁姑の関係にも時々悩む一人の市民です。岩手県議会議員としてはまだ1期目ですが、10年20年先に子供たちが「生きている」喜びを実感できる世の中を実現しているためにも、これまで14年間の報道記者としての経験で培った取材力と、気力と、体力と、忍耐力、そして脚力を活かして、力を尽くしていく所存です。
どうぞ皆様の力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。
略歴
- 昭和53年7月24日
- 岩手県西磐井郡平泉町に生まれる
- 平成9年
- 岩手県立一関第一高校卒業
- 平成13年3月
- 慶応義塾大学法学部政治学科卒業
- 平成13年4月
- 岩手めんこいテレビ入社 報道部記者兼アナウンサー
- 県警記者クラブ・県政記者クラブに所属
- 平成13年9月~平成22年3月
- mitスーパーニュース キャスター
- 平成23年4月~平成27年3月
- 情報番組「はちきゅん」司会
- 平成27年3月
- 第31回FNSアナウンス大賞受賞
- 14年勤務した岩手めんこいテレビを退職
- 平成27年4月
- フリーアナウンサーとなる
- 平成27年9月
- 皆様からの16,021票というご支持をいただき岩手県議会議員に初当選
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